Interviewインタビュー

浅野 れい子

仕事内容

訪問看護の仕事をしています。

入職のきっかけ

58歳まで長く総合病院で勤めていましたが、退院した患者さんがご自宅でどのように過ごされているか、ずっと気になっていました。そんな時にちょうどハートピアの訪問看護師の募集を目にして転職しました。ハートピアではもう8年になります。
こちらでは、私を基準に定年を伸ばしてもらったり、時間を減らして働かせてもらったり、緊急コールを避けさせてもらったり…。わがままを聞いてもらえる職場なので、自分の体に合った働き方ができてありがたいですし、毎日本当に楽しく働けています。スタッフもすごく素敵な人ばかりで、年齢的には自分の子供たちと仕事をしているような気分で元気をもらっています。

仕事の魅力

利用者さん、ご家族に笑顔をたくさんもらえるのがうれしいですね。すごく元気をもらえるんです。私自身、主人の母が認知症で、20年近く介護して家で看取った経験があって、利用者さんのお嫁さんの気持ちもわかるのでお話を聞いたりもしています。
私は“家で看取る”ということは悲しいことばかりではないと思っています。例えば、なんとか生きている間に気持ちよくなってもらいたいと亡くなる数日前に訪問入浴をしてもらったり、亡くなる3日前にせんべいを食べた方もいて、お医者さんが驚かれていたこともありました。お看取りの後、家族みんなで一緒に寝たり、孫やひ孫が挨拶して身体に触れてみたり…そんな体験ができたら、決して悲しいことばかりではないですよね。

気を付けていること

病院での看取りでは、ご家族がずっとついていることはできないので、「この間まで元気だった人が…」と気持ちの折り合いがつかないこともあると思うんです。でも家で看取るということは、ほんの一瞬でもご家族だけで向き合うことのできる大切な時間が持てるということ。ご家族にはぜひ楽しんでもらいたいと思っています。

FLOW1日の流れ

  • 13:15 出社
    利用者さま・当日の訪問予定を確認
  • 13:30 訪問開始
    訪問看護の業務を行っていきます。
  • 16:15 訪問終了
    日報記録
    ケアマネージャーへの電話での報告
    スタッフ間の利用者さまの情報共有
  • 17:15 退社
    帰宅します。
年に1回連休を利用して東京の娘家族や岩手県に住む娘家族の所まで、主人と2人でゆっくり車でドライブ。娘や孫と楽しい時間を過ごす事が楽しみです。しかし今はコロナで3年も会う事ができず寂しいです(涙)
今は、夫婦水入らず。のんびりした時間を過ごす事が多くなりそれもまた楽しんでいます。

MESSAGEメッセージ

訪問しながら、自分たちが老後をどう迎えたいかという勉強にもなりますよ。いろんな家庭を見ながら…私はどうしたいかを常に考えています。

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